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ハイデルベルグ、B1対応枚葉IJ機開発 富士フイルムなど共同で

ハイデルベルグはこのほど、B1サイズに対応した枚葉インクジェット(IJ)デジタル印刷機を富士フイルム富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(FFGS)と共同開発したことを発表した。試作機は、5月31日からドイツで開催される「drupa2016」のハイデルベルグブースで披露される。

3社は2013年にIJプリンティング分野での業務提携を開始。富士フイルムからハイデルベルグへIJヘッドを供給してきた。また15年1月には、次世代IJデジタル印刷機の共同開発契約を締結していた。
今回発表した印刷機は、枚葉IJ印刷機としては世界最大となるB1サイズに対応。紙器パッケージを中心に、大判ポスターやカレンダーなどの印刷に向く。
印刷はシングルパス方式で、大サイズの高速印刷を可能とする富士フイルムのIJヘッド技術「SAMBA Technology」や、インク中の顔料を高速凝集させることでにじみを防ぎ、高精細な画像の再現を可能とする「ラピック技術」を搭載。また、幅広い色域を実現する富士フイルムが新開発した7色の水性顔料インクは、食品包装や医薬品の紙器パッケージに適した安全性も確保した。
 
(2016年3月1日号掲載)

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