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FFGSがコムテックスの事業を譲受 子会社に統合「アドフレックス」継承へ フレキソ普及でシナジーも

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(FFGS・東京都港区西麻布、真茅久則社長、TEL03-6419-0300)は2月1日、(株)コムテックス(大阪市北区南森町、渡辺公美子社長)の印刷関連事業について、FFGSの100%子会社であるFFGSグラフィックサプライ(株)(FFGSG・佐藤正人会長)が継承し、4月1日付で経営統合する基本合意を発表した。統合後は、FFGSブランド「GRANPACS」ならびにコムテックスのブランドである「アドフレックス」を販売展開する。

FFGSはこれまで、オフセットやフレキソ、レタープレスなど印刷関連資機材の開発・製造事業を推進。特に近年は、水性フレキソ印刷を核とした環境配慮型のパッケージソリューション「GRANPACS」を展開している。
子会社のFFGSGは、デザイン・企画から、製版・刷版・プルーフ、さらには印刷・製本に至るまで、印刷工程を総合的にカバーする関連資機材の販売商社。富士フイルム製品をはじめ、さまざまな資機材メーカーの製品をラインアップしている。同社は、東京都や埼玉県を中心に販売展開を行っているほか、フレキソに特化した営業部隊を配置。GRANPACSの浸透に取り組んでいる。
一方、コムテックスは、FFGS製品をはじめ印刷関連資機材を販売する商社として、時代のニーズにマッチした技術や資機材を世界各国から導入。国内市場へ提供することにより、ラベルを含めた印刷業界で、確かな事業基盤を構築した。中でも、環境対応技術としてフレキソ方式に着目。アドフレックス(Advanced+Flexo=進化したフレキソ印刷)を提唱し、ダイレクトレーザー彫刻システム「Adflex direct」シリーズなどを展開することにより、フレキソ市場の開拓に力を注いできた。
今回の基本合意により、FFGSGでは4月1日の段階で、コムテックスがこれまで展開してきた製品ならびにサービスを継承することを決定している。
なお、経営統合後は、FFGSGの所在地である東京都北区王子を本社とすることを決定。
 
(2016年2月15日号掲載)

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