新潟県シール印刷工業会(中川三九郎会長)は11月13日、中央区西堀通のホテルイタリア軒で勉強会を開催し33人が出席した。
講師を務めたのは、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)。「IGAS2015リポート」「海外におけるシールラベル印刷の市場動向」「新製品の紹介」の3テーマで各担当者が講演した。
このうち海外事情について解説したパッケージ技術部の渡辺卓夫部長は、2013年の世界の印刷機出荷額は「デジタルの投資が圧倒的に多い」と説明。また9月にベルギーで開催された「ラベルエキスポヨーロッパ15」から、世界のトレンドについて「数多くのデジタル印刷機が出展された」と報告。小ロット〝超〟多品種の時代にデジタル印刷で応じていく、という姿勢を多くの企業が示したことを告げた。
(2015年12月1日号掲載)