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吉村、全国で「秋冬内覧会」 デジタル印刷の包装が好調

(株)吉村(東京都品川区戸越、橋本久美子社長、TEL03-3788-6111)は8月〜10月の2カ月間、東京本社のほか、鹿児島、静岡、福岡、京都、仙台の5営業所で「2015年秋冬内覧会」を順次開催。約500社の日本茶メーカーや小売などを集め、同社が提案する日本茶販促のためのプロモーション手法やギフト・パッケージについてアピールする。

東京内覧会は9月8日、9日の2日間、品川区豊町の同社ビルで開催。会場には、イベントシーンごとに販促商材を展示し、日本茶をより多くのユーザーに楽しんでもらえるためのギフト商品や、同社オリジナルパッケージ、POPなど店頭向け販促ツールなどを紹介した。
従来、日本茶パッケージは、大ロット対応のグラビア印刷で製造されるため、定番品の使用が多く、製茶会社や店舗、銘柄ごとの差別化は図りづらい状況だった。同社では、「HP Indigo WS6000シリーズ」4台でパッケージのデジタル印刷を行うことで、軟包装の小ロット多品種製造を実現。ラベルを含め、企業、売り場、季節ごとに多種多様なパッケージをそろえることで、日本茶の販促を活性化させようとしている。
また、最近では「日本茶プラスアルファーのエッジを効かせたパーソナルギフトを提案したい」(橋本社長)という方針のもと、豆菓子やチョコといったお菓子等を組み合わせて日本茶を贈るギフト市場への展開も本格化。手軽に買える金額でありながら、ギフトを買う側ももらう側も喜んでもらえるようなデザインを自社で企画し、パッケージに落とし込み展開している。この取り組みからデジタル印刷事業「エスプリ」は、前年比43%増の生産ボリュームに。今後も、国内向けはもちろん、多言語表示にした訪日者向けのギフトなどについても積極展開する予定にしている。
 
(2015年9月15日号掲載)
 
 
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