グラフテック(株)(横浜市戸塚区品濃町、佐々木秀吉社長、TEL045-825-6200)は8月20日、21日の2日間、本社でデジタルラベルシステム「LABELROBO LCX1000シリーズ」の内覧会を開催。導入を検討する印刷会社など38社から76人が参加した。
同シリーズは、GHSラベルをはじめとするカラーラベルの印刷加工需要をターゲットに、昨秋から国内外で販売を開始。電子写真(EP)方式を採用したフルカラーの産業用ラベルプリンタ「DLP1000」と、カッティングプロッタ搭載の後加工機「DLC1000」を、それぞれスタンドアローン機としてラインアップする。
印刷のほか、抜き加工のデータもプリンタのタッチパネル上で管理できるのが特徴で、プリンタ1台で最大8台の後加工機を同時に制御可能。スピードがネックとなっているデジタル印刷後の加工工程で生産性を向上することができる。
会場では同シリーズによるデモが実施され、プリンタから後加工機にロールを載せ替えるだけでラミネート・抜き・スリット・カス上げといった工程へスムーズに移行できるメリットが訴求された。また、紙系・フィルム系の純正メディアを用いたラベルの印刷サンプルも多数展示された。
(2015年9月1日号掲載)
(2015年9月1日号掲載)