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ハイ・アングル(2026年3月1日号掲載)

▼ミラノ・コルティナ冬季五輪が盛況のうちに閉幕。各国選手による技の競演は世界に多くの感動を与えた。日本選手も日々の鍛錬で磨いた高度な技術を披露。中でもスノーボードは金4を含む9個のメダルを獲得した。好成績もさることながら選手たちは競技後に国や順位を問わず称え合い、インタビューで先達や関係者に対する感謝を口にした。誠実な姿勢を重んじる競技文化のもとに有望選手は多く集まる

▼フィギュアスケートでは”りくりゅう”ペアがフリーで歴代最高点をマークし大逆転の金メダルに。SPでの不運なミスに心折れた木原選手、それを懸命に励ます三浦選手の姿は、極限状態での演技を経て歓喜の涙に変わった。注目度の低いペア競技での結成、コロナ禍、怪我など苦難の末に栄光を掴んだ絆の深さは胸を熱くさせる。報道陣を前に2人は一過性のブームに浮かれることなく、ペア競技のさらなる発展と後身育成に努める将来展望を語った

▼厚労省は人口動態統計の速報値を公表。2025年の出生率は前年比2.1%減で、過去最少を記録した。同数値は国の将来推計よりも17年も早い少子化のペース。今後、あらゆる産業で労働人口が減少し、供給が需要に追い付かない状況となる。ラベル業界も例外ではない。事業存続のためにはシステムによる自動化・効率化が必須。加えて業界全体の発展は新たな技術やサービスを生み出す業界人の数が根幹となる

▼人口減少を見据え、スポーツ界では競技場や練習環境の整備、健康管理やメンタルケアなどに注力することで有望選手の育成を推進。他の産業界も同様に作業負担の軽減や健康経営への取り組みが進む。翻ってラベル業界はどうか。衰退に直結する業界人の減少で手遅れとなる前に、若手がラベルビジネスに携わりたいと望むような労働環境の整備を業界全体で推進することを求める。

(2026年3月1日号掲載)

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