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ハイ・アングル(2022年12月15日号掲載)

▼実に3年振りの○○。特に年半ばから市中で頻繁に聞こえてきた言葉だ。新型コロナウイルス感染症は罹患者の高止まりが続くも、世の中はウィズコロナへ前傾姿勢に。街に会場に、人々の息づかいが戻り始める

▼一方で展示会、なかなかコロナ以前の活気には至らない。そんな折、先のエコプロ。東京ビッグサイトを目指す小中高生の姿が胸を打つ。彼らにとっては3年振りのエコプロ見学だ。日頃取材する企業のブースで、解説員に真剣な眼差しを送る学生諸君の横顔が初々しい。待たせたよね、印刷のことたくさん見ていってよ。思わずこちらが笑顔になる
▼舞台は変わり今年のグリーン購入大賞。大賞・経済産業大臣賞にLoopJapanが輝いた。容器をメーカーの資産として回収、洗浄、充てんし再利用する循環型ショッピングプラットフォームは今年から西日本エリアにも拡大。ブランドオーナーが軒並み賛意を示し「Loopは来秋、日本市場で本格展開する」と宣言したのがやはり3年前、2019年のエコプロだった
▼同大賞ではほかにも、傘のシェアリングサービス「アイカサ」も受賞した。安価なビニール傘が大量に消費・廃棄される現状から“人は傘が欲しいのではなく、雨に濡れたくないだけ”と本質を見抜いて事業化。110円で24時間借りられ、全国1000箇所以上の傘スポットにいつでも返せ家に傘が溜まらない。コスパ・タイパに優れたアイカサ登録者は30万人超、共有資産の傘は大切に修理して使われる。補強や意匠に粘着製品の出番もあるか
▼日経MJの今年のヒット商品番付、東西横綱は「コスパ&タイパ」と「#3年ぶり」だ。繰り返し使うことでコスパに優れ新たな環境価値も生む。包装にも今後そんな視座と変革が必要かもしれない――。時間対効果を忘れ、友と3年振りに暮れの酒席で語り合ってみようか。
(2022年12月15日号掲載)
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