ブラザー販売株式会社(名古屋市瑞穂区苗代町、三島勉社長、TEL052-824-3311)はこのほど、カッティングマシン「ScanNcut」シリーズの新製品「SDX1000」「同1200」を発売した。
同2機種は、搭載したスキャナーで手書きのイラストなどをデータ化してカットできるもの。読み込んだデータは専用アプリケーション「キャンパス
ワークスペース」を活用し、タッチパネル操作での縮小・拡大、面付け作業が可能だ。最大スキャンサイズは296×603ミリ。また、上位モデルのSDX1200には、1300種類以上のイラストと17種類のフォントを内蔵する。
ワークスペース」を活用し、タッチパネル操作での縮小・拡大、面付け作業が可能だ。最大スキャンサイズは296×603ミリ。また、上位モデルのSDX1200には、1300種類以上のイラストと17種類のフォントを内蔵する。
カット方法は、基材の厚みを検知し、刃の出量とカット圧を「業界初の自動ブレード調整機能」で設定するのが特徴。これにより、ハーフカット・全抜きに対応する。厚みは従来機の1.5ミリから最大3ミリまで拡張した。
担当者は「新型機2種は、従来機を使うユーザーからの要望に応えたもの。対応する基材の厚みを拡張したので、革やフェルト生地などさまざまなもので試してもらいたい」と話す。
加えてオプションの「ロールフィーダー」を接続すれば、約26センチ幅までのロールタイプの基材をセットして使うことができる。
新製品の用途について担当者は「近年、カフェや保育施設の壁などを装飾するのに、ハンドメードしたステッカーを用いることが多い傾向だ。新製品を活用して、作業の効率性を向上させてほしい」と述べる。
2機種の本体サイズは、
531(W)×215(D)×173(H)ミリで価格はオープン。
531(W)×215(D)×173(H)ミリで価格はオープン。
(2018年11月1日号掲載)