関東フォーム印刷工業会(林陽一会長)は5月13日、文京区関口のホテル椿山荘東京で通常総会と理事会を開催。任期満了に伴う役員改選で理事・監事22人を選任したほか、理事の互選によって林会長の再任を決めた。
48社(委任状含む)の代表者が参加した総会では、前年度の事業報告および決算、今年度の事業計画案および予算案を含む全3議案を可決・承認した。このうち事業計画では、工業会内部の支部組織を廃止し「活性化委員会」を新設。勉強会やイベントなどに会員が一体で取り組む体制が決まった。
会員数については、正会員の印刷会社1社が経営破綻に伴い退会し、さらに特別会員としてサプライヤーが2社加入・1社退会したことが報告された。
総会後には同所で懇親会を開催。席上で林会長は「フォーム業界の幅広い仕事をすべてカバーできる人材や企業体力は、一部の大手を除いて存在しない。この会が、企業間の垣根を取り払って会員企業の多彩な強みやノウハウを提供し合う場になれば」と抱負を述べた上で「経営者世代だけでなく、各社で中軸を担う30、40代がもっと活動に加わってほしい」と協力を呼びかけた。
(2016年6月1日号掲載)