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ハイ・アングル 2015年4月1日号

清涼飲料やビール市場に春の新商品ラッシュが到来。パッケージの新版・改変も行われ、ラベル市場は活気を帯びる。少子化に伴う市場縮小に危機感を抱く業界は、利益創出を目的とした新商品開発を積極化。それに付随して、ラベルに新デザインや機能性を付与する傾向も高まる▼清涼飲料市場で先陣を切ったのが、日本コカ・コーラで、植物由来の甘味料を採用した新商品「コカ・コーラライフ」を市場投入。ラップラウンドラベルにグリーン系を配色し、健康と自然を印象づける。サントリーもヒット商品「オランジーナ」の新フレーバー「レモンジーナ」で、シュリンクラベルに緑色をあしらい、さわやかさを演出。同市場は、若年層の需要減を補うため30〜50歳代の開拓に力を注ぐ。業界関係者によると、ラベルデザインも〝大人の炭酸〟を意識した傾向にあると話す▼ビール業界では新たな動きも。キリンビールが小びんで販売するプレミアムビール「グランドキリン」が出荷好調。これを背景に、フレーバービールや看板商品「一番搾り」のプレミアムシリーズなど、小びんのラインアップを拡充している。一方、サントリーも「ザ・プレミアムモルツマスターズドリーム」を投入。関係者の話では、厳しい状況が続くびんビール市場において、ラベラーを含めた製造ラインを増設。新需要への期待感をにじませる。注目すべきは、これらのプレミアムビールに粘着ラベルが採用されている点。商品の高級感を演出する役を担う▼大手ひしめく清涼飲料・ビール業界は、中・長期的な視点から収益確保を目指し、現状に甘んじることなくマーケティングと商品開発に勤しむ。各メーカーは、ラベルが販売数量を左右することを十分に理解している。だからこそ、パートナーであるラベル業界も新商品の開発に取り組み、需要拡大に貢献する必要がある。

 
 
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