㈱フェニックス(東京都千代田区飯田橋、宝代彰社長、☎03・3234・9373)はこのほど、GHSラベル向けの2色プリンタ「PX509」を発売した。
同製品は赤色の印字が可能で、2017年1月からJIS規格の変更により義務化されるGHSの赤枠表示に対応した。印字方式は熱転写とダイレクトサーマルから選択できる。
操作面ではリボンカセット方式の採用により、カセットの挿入でインクリボンを交換可能。これにより、リボンの巻き付けや巻き出しなどの作業を必要としない。ラベルのセットもオートローディング機能を搭載。セットしボタンを長押しするだけでラベルが排出される。
リボンセービング機能は、印字間隔が40㍉以上空いた場合、間欠搬送方式のようにリボンを巻き戻してから印字を再開。これによりランニングコストを大幅に削減する。また、作業性を考慮し、ラベル搬送部分はフルオープンを実現。印字ヘッドや搬送ローラー清掃時の作業効率を向上している。
(2015年5月1日号掲載)