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カラー・ステーション 「消耗品」提供開始 アルファー技研事業停止受け 保守なども視野

㈱アルファー技研(静岡市葵区古庄)が3月31日に事業を停止し自己破産申請に入ったことを受け、同社の「特色インキ調合システム」「封筒印刷システム」の消耗品提供をこのほど、㈱カラー・ステーション(東京都荒川区西尾久、和田信二社長)が引き継ぐことが分かった。

カラー・ステーションは、CCMシステム「VーColorシリーズ」を提供。特色インキの配合割合を測定後、アルファー技研のインキディスペンサー「IDーFX」で自動計量しスピンミキサー「MSー5000」で混合する、といった特色インキの自動調合を実現するトータルソリューションをセットで導入する印刷会社も多かった。

両社の導入企業が比較的重なったことから、4月以降カラー・ステーションに相次いて問い合わせが寄せられた。同社はアルファー技研の債務手続きを担当する弁護士と協議の上、各種消耗品の対応を実施。インキ関連機器以外に、国内外で多くの出荷実績を持つ封筒フィーダー群も消耗品の対応を行う。

消耗品提供に次いでカラー・ステーションでは今後、5月中をめどに機械の保守・メンテナンスにも着手する見通し。これらを経て、8月にはインキディスペンサーの製造販売を開始したい構えだ。

関連消耗品の発注など問い合わせはカラー・ステーション(☎03・3894・0493)まで。

 

(2015年5月1日号掲載)

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