本紙調査による2014年の国内ラベル市場は、前年比0・7%増の6096億円だった。同年4月施行の消費税率引き上げにより、3月末まで駆け込み特需が発生。その後、在庫調整や消費者による買い控えで、需要は低迷したものの、株価の上昇を背景とした設備投資の積極化や、雇用改善に起因する消費マインドの向上などを理由に、微増で推移した。なお15年は、安定する為替レートを背景とした輸出拡大や、大手製造業を中心としたベースアップ実施など、明るい話題が先行しており、同0・7%増の6140億円と予測する。
詳細は、ラベル新聞2015年4月1日号掲載