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ハイ・アングル 2015年2月1日号

 

「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをしなさい」これはマクドナルドの創業者レイ・クロックの言葉だ。彼はマクドナルド兄弟が経営するドライブインにミルクセーキマシンをセールスに行き、その調理システムのすばらしさに感動し、兄弟にチェーン店化を薦めた。彼は変わり者としても知られており、深夜にライバル店のごみ箱まであさり、仕入れや売り上げを調べ上げたという▼「うちなんか他社と違わないですよ」というのは取材のお願いをした時に、多くのラベルコンバーターから返ってくる謙遜の言葉だ。だが、業績の良い会社を訪ねるとその言葉とは裏腹に、他社とは異なる工夫がさまざまに施されている。特に効率化に関してはここ数年で、中小規模のラベルコンバーターが設備を整え始めている▼従来、中小規模のコンバーターは効率化よりは職人芸、自動化よりはカンと経験で印刷・加工し、営業は懸命に得意先を回り、残業をしながら見積もりをこなすというイメージが強かった。しかし、好調企業は最新の印刷機の導入はもちろん、CCMやインキディスペンサーを設備し、インキの練りや色合わせを機械化。結果的に時間や資材の無駄を抑制し、短時間で多くのジョブをこなす。また、工程管理・見積もりソフトなどを導入し、営業と業務を自動化。営業担当者は煩わしい作業から解放され、より多くの得意先を訪問し、これらが業績を押し上げている。当然、設備投資ばかりが効率化ではなく、このほかに細かな改革を多く手がけている▼レイ・クロックがマクドナルド兄弟に出会ったのが52歳の時。起業家としてはいささか年配だが、彼はそこから世界一のフランチャイズチェーンを構築した。「勇気をもって、誰よりも先に、人と違ったこと」をしていけば、何事も遅すぎるということはないようだ。

 
 

 

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