【2013年4月1日】サトーホールディングス(東京都目黒区下目黒、松山一雄社長)は4月1日、新規分野・重点分野への注力を目的に、子会社3社を新設した。ラベル関連では、国内外における商品ラベル製造などの統括機能を担う「サトープライマリーラベルインターナショナル㈱(SPLG)」を設立。社長には千田浩三サトーホールディングス副社長が就任した。
SPLGの事業領域は、サトーグループが「プライマリーラベル」と総称する商品ラベルや警告ラベル、銘板ラベルなど、同社プリンタのサプライ品を除くラベル全般。国内ではサトープリンティング㈱などが、海外では昨年3月に子会社化したアルゼンチンのAchermar社などが製造している。
SPLGは、印刷機や粘着紙をはじめとする資機材の購買業務をグローバルで一本化。スケールメリットを創出することでコストダウンを図り、プライマリーラベル事業を安定的な収益基盤として確立することを目指す。一方で、プライマリーラベルの高付加価値化に向けた新製品の企画開発などにも取り組む。