王子ホールディングス(株)は2月7日、平成26年3月期 第3四半期決算を発表した。
同期連結累計業績は、売上高は9,816億600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益456億3,300万円(同13.5%増)、経常利益516億9,400万円(同44.0%増)、四半期純利益251億5,100万円(同29.3%増)となった。
同社グループでは、海外事業の一層の拡大、産業用フィルムなど機能材製品群の生産能力増強、最適生産体制の構築、発電事業の強化などの事業構造転換諸施策を進めており、東南アジアでの段ボール原紙や感熱紙などが好調となった。特に感熱紙は、北米、南米、欧州、アジアの各地で堅調に推移している。
同グループでは、平成26年3月期の連結業績予想を1兆3,400万円(同7.9%増)、営業利益630億円(同20.3%増)、経常利益580億円(同6.3%増)、当期純利益300億円(同17.2%増)を予想している。