(一社)日本印刷産業連合会(山田雅義会長)は11月20日、東京都千代田区神田錦町の学士会館で「第1回『印刷と私』エッセイ・作文コンテスト表彰式」を開催。一般の部と小学生の部を合わせた760作品から▽小山薫堂最優秀賞4作品▽同優秀賞3作品▽優秀賞10作品、以上17作品が選ばれた。ラベル業界からは、疋田賢司氏((株)セイホウ社長、シール印刷大阪府協同組合理事長)が優秀賞を獲得した。作品名は「一枚のラベル」。
同コンテストでは、印刷にまつわるエッセーや作文を一般から広く募集。優れた作品を表彰することにより、日印産連が推進するグリーンプリンティング認定制度の社会的認知度をさらに高め、印刷が消費者にとって身近な存在であることをアピールする目的で開催されたもの。映画「おくりびと」の脚本やキャラクター「くまもん」のプロデュースなどで活躍する小山薫堂氏が審査委員長を務めた。
表彰式に際して、小山審査委員長は「審査の日から、さまざまな印刷物に対して気にするようになった。印刷を通じて素敵な出会いもあった」とコメント。受賞者に対して表彰状を授与した。
また表彰式後の記念パーティーで、小山審査委員長から記念の絵本を疋田氏らに贈呈するサプライズがあった。
(2017年12月1日号掲載)