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芝橋、ラベル向けインキディスペンサー 1キロ缶用の新型登場 精度・速度が向上

(株)芝橋(東京都大田区西糀谷、渡辺大社長、TEL03-3744-6551)はこのほど、インキディスペンサー「レインボーシリーズ」から1キロ缶用の最新モデル「RW-8」を開発した。少量多品種用途向けの小型モデルは、シール・ラベル印刷分野を想定したもの。インキ吐出機構に最新鋭のシステムを搭載したRW-8は、同クラス最高水準の計量精度とスピードアップを実現している。

催された「IGAS」にレインボー初号機を初披露。以降、誤差±0.05グラムの計量も行える特許取得の「インキ吐出ガン」を擁する同社のインキディスペンサーは、高精度なインキ計量の実現を特徴としてインキメーカーや印刷会社に広く採用されている。
同シリーズは枚葉・輪転用、UVインキ用、水性グラビア・フレキソ用などをラインアップ。直前モデルの枚葉・輪転用オフセットインキ向け「RW-7」を「IGAS2009」に出品して以来、今回7年振りの新モデル登場となる。
RW-8は「〝ほんのちょっと特色インキを作りたい〟ニーズに応える」(同社)のコンセプトのもと、少量計量向けに開発したモデル。ラベル印刷に適合する1キロ缶用のディスペンサーは860(W)×920(D)×1330(H)のコンパクトな筐体に最大10色のインキ缶がセットでき、独自のインキ吐出ガンで±0.05グラムの精度を実現している。
また同機は、大小2種のノズルを備えた「2ピストン式吐出ガン」を採用。これに「やわらかい」「ふつう」「かたい」のインキの粘度を選択して、従来機より正確でスピーディーなインキの吐出が可能となった。
このほかにも、インキのロスをなくすために缶からノズルまで空気に触れない設計やコンディションが安定するヒーターを内蔵。同機をCCMと接続して運用することで、特色インキを必要な時に必要な量を短時間で作ることができる。

 
(2017年3月15日号掲載)

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