リンテックは12月16日、アスファルトやコンクリート路面に長期使用できる路面粘着シート「フロアマーキングOXZ」を20日(金)から発売する、と発表した。
同社では今回、凸凹面への追従性や高い耐久性を持つラミネートフィルム「LAGプロテクト M-090PV200」を開発。同社の従来メディア「LAGジェットG-IJ P-212ZW」に画像出力し、それに、今回開発のラミネートフィルムを貼付することで、「フロアマーキングOXZ」となる。
同製品は、従来のフロアサインに比べ耐久性が向上し、通行量が多い場所でも長期使用できるようになったほか、滑りにくい加工もほどこされる安全設計商品となっている。
LAGジェットへの出力は、溶剤型インクジェットプリンタ(IJP)により高精細画像出力を実現。小ロット/短納期も可能で、同社では、歩道や駅ホームの誘導サインなどの用途に最適、としている。
フロアマーキングOXZは、強粘着タイプで総厚は訳400㎛。エンボスマット仕様で最大幅は1,100㍉。
それを構成する従来品出力メディアの「LAGジェットF-IJ P-212ZW」は基材厚みが約120㎛で白グロス。規格は1,210㍉幅×30mmと50㍉を用意。新製品のラミネートフィルム「LAGプロテクト M-090PV200」は、特殊塩ビフィルムで基材厚は約200㎛、規格は1,150㍉幅×30m。
同社は、屋外サイン用メディアやラミネーとフィルム、各種周辺機器などを「LAG(ラグ)システム」として、出力・施工各社に販売するとともに、同サービスも展開。短・中期用途を中心に多くの実績を持つ。
今後もさらに、フロアサイン用各種材料の新規開発や、その最適な組み合わせによる「フロアマーキング」ブランドでの出力・加工品の積極提案を図っていく、としている。