台湾の印刷機メーカー、オーソテックは、ラベルエキスポヨーロッパ2013」に出展し、オフセット間欠機「CFT3536 OFF-SET」などを展示。多くの欧米やアジアからの来場者が同社ブースに立ち寄り、活発な商談が行われた。
オフセット間欠機の新機構として、ローラー温度コントロールシステムを採用。ローラー内に水を流すことで、寒暖差がある場合でも、ローラーの温度を一定に保ち、印刷品質に影響を出さないシステムとなっている。この機能について同社は、東欧から中東まで幅広地域で、気温の差を気にせず印刷できることをPRした。 また、同機の版の装着についても、簡単な機構であることを紹介。操作パネルからワンタッチで初期位置を設定できるものとして紹介した。
同機の最大印刷幅は340mm、最大送り長は360mm、最大印刷速度は毎分200ショット。展示機は5色+ダイカット。
このほか、凸版輪転機「CSL3022」やスクリーン印刷機「SRN3030」なども紹介した。