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森永製菓、お菓子に動画をプラス 新サービス追加「しゃべるお菓子」 友功社開発アプリ採用

森永製菓はこのほど、オリジナルパッケージのお菓子が作成できる「おかしプリント」に新たなサービス「しゃべるお菓子」を追加した。おかしプリントは1月から開始したサービスで、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真を、同社の代表商品「ハイチュウ」「カレ・ド・ショコラ」のパッケージに反映して「ハイデザインチュウ」「カレ・ド・ショコラオリジナルギフトセット」を作れるもの。少量から注文でき、ギフトやノベルティーとして好評を得ている。

に追加されたしゃべるお菓子は、(株)友功社(東京都練馬区谷原、大野正明会長、TEL03-3996-5333)が開発したQRコードに動画を登録し、再生できるアプリ「GiftMessemger」を採用。利用者はパッケージに印刷されたQRコードをスキャンしてメッセージ動画を登録、受け取った人もQRコードを読み取るだけで再生できる仕組みとなっている。
新領域創造事業部のアシスタントマネジャー、渡辺啓太氏は「SNSへの写真投稿が一般的になり、お菓子のパッケージに好きな写真をプリントするサービスのニーズが顕在化してきた。近年、写真だけではなく動画も共有する傾向が見られ、誰でも簡単に動画を登録できるGiftMssengerに協力を得て、しゃべるお菓子をスタートした」とコメントしている。
高い知名度をもつ同社の商品は「老若男女問わず送別会やウエディング、イベント配布といった幅広いシーンで喜ばれる」(渡辺氏)という。
ハイチュウをもじって〝○○にムチュウ〟と名付けたり、正方形のカレ・ド・ショコラオリジナルギフトセットには絵画教室で描いた絵を載せたりするなど、利用者ごとに活用法は異なる。ハイデザインチュウは成分表示を記載する背面を除き、5面すべてをデザインできるなど、ユーザーの自由度も高い。
ハイデザインチュウは10個からの注文に対応するなど、ナショナル・ブランドメーカーが極小ロットの製造を行う点も従来のサービスとは異なる。
 
(2016年11月15日号掲載)

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