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ウイル・コーポレーション、タイに合弁会社を設立 ライナーレスラベルを現地で生産、アジアへ展開

(株)ウイル・コーポレーション(石川県白山市福留町、若林裕紀子社長、TEL076-277-9811)はこのほど、タイのTKSテクノロジーズと、ライナーレスラベルの製造を主業務とした合弁会社「T.K.S.S ウイルコタイランド」を設立した。共同代表者は、シリワン・スカン・ジャン・アシリ社長と若林圭太郎常務で、今年7月に契約を締結。ウイル・コーポレーション開発の「ウェルレーベル」を現地生産し、近隣アジア地域への供給体制を構築する。

ウイル・コーポレーションでは、ラベルを1枚ずつ一定間隔でずらしながら積層することで、ライナーレスでありながら、形状に制約がないといった特長を有するウェルレーベルの製造・販売を展開。「コストダウン対応」や「環境負荷軽減」などのメリットを訴求することにより、日本国内で採用実績を挙げる。また、専用ラベラーや同ラベル製造システムなども独自に開発している。グローバル展開に対しては、海外企業と協力してウェルレーベルを現地生産・販売する手段を模索していた。
一方、TKSは一般商業印刷ならびに出版、OA・文具、紙製品の販売を行うタイの最大手として、同国をはじめ近隣アジアへビジネスを展開。さらにビジネスフォームや通帳、商品券など、幅広い分野で高付加価値を実現する印刷業務を手がけている。しかしながら、ラベル製造はこれまで携わっていなかった。
今回の新会社設立は、双方のビジネス戦略が合致し、昨春から協議を開始。1年後の今年7月に契約締結へ至るなど良好に進行した。資本金は3億円で、出資比率はTKSグループのTKSサイアムプレス・マネジメントが51%、ウイル・コーポレーションが49%。
所在地はサムットサーコーン県の印刷関連団地にあるTKSテクノロジーズの印刷工場内で、ウイル・コーポレーションが所有していたフレキソ印刷機と凸版輪転機、積層ラベル加工機の計3台を移設。現在、日本の技術者1人を含め5人で製造に当たっており、テスト稼働を経て、年内の本稼働を目指す。
合弁会社におけるビジネス展開について、ウイル・コーポレーションの西村保彦代表取締役専務は「TKSは先進的な視野を持つ企業で、アジア地域に強力な販売網を構築している。日系企業や欧米企業の工場が数多く進出しており、高付加価値を実現するウェルレーベルの採用が期待できる」とコメントしている。
 
(2016年11月1日号掲載)

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