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金羊社など6社、水性フレキソ普及で協業 技術レベル向上を推進

(株)金羊社(東京都大田区鵜の木、浅野晋作社長、TEL03-3750-2107)など印刷会社6社では、水性フレキソ印刷の普及を目的とした協業を開始している。

環境対応型の印刷方式とされる水性フレキソは、軟包装や紙器などパッケージ分野での採用が期待されているが、他の方式と比較して技術の熟成度がこれからの段階にあり、現状で取り組む企業の数は少ない。そのため、食品や衛生用品などのブランドオーナーが水性フレキソによる印刷物を求めた場合でも、大ロット対応が難しい状況にある。
このような背景から、水性フレキソ印刷に取り組む金羊社と佐川印刷(株)(京都府向日市森本町、江口宏社長)を中心に、(株)アドプレックス(広島市中区舟入南、石原崇宏社長)、(株)小松写真印刷(山形県酒田市京田、佐藤茂枝社長)、セキ(株)(愛媛県松山市湊町、関啓三社長)など、各地域の印刷企業6社が協力体制を構築。コミュニケーションを図りつつ、2カ月に1回のペースで勉強会を開催することにより、同印刷方式の技術レベル向上を図る。すでに、金羊社と佐川印刷、アドプレックスは水性フレキソ印刷機を導入。協業企業全体で約10台が稼働しており、残りの3社も早期導入を予定している。
 
〈写真〉金羊社の水性フレキソ印刷機
 
(2016年11月1日号掲載)

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