神奈川県シール印刷協同組合(早川正彦理事長)は2日、国土交通省や神奈川県警などが主催となって行われた横浜駅の「駅構内における暴力行為および痴漢防止キャンペーン」で、「痴漢抑止シール」を啓発品として提供した。
同キャンペーンは、駅係員への暴力行為や、乗客同士のトラブルを防止するために横浜駅構内の巡回、警戒を実施するもの。当日は、神奈川県出身のタレント藤巻碧さんが一日鉄道警察隊長に任命されたほか、県警のキャラクター「ピーガルくん」が登場するなど、多くの関心を集めた。
そのなかで、神奈川協組が開発した痴漢抑止シールが通行人に配布された。用意された500枚のシールは10分とたたずに品切れ。受け取った人からは「目立つシールなので抑止力になりそう」「声も出せないようなときに心強い」といった声が聞かれた。
(2016年2月15日号掲載)