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プロモ、ポッティング機発売へ 小型で自動化PR

 ㈱プロモ(東京都港区西新橋、中沢直哉社長、☎03・5408・0633)はこのほど、テーブル型自動ポッティング加工機「Pro1ー4020」の発売を開始した  同社は、スチール製ゼムクリップやスティックバルーンといったノベルティーグッズの製造販売と、ポッティングの受託加工を行う会社として2000年に設立。近年ではiPhoneのラッピングシールをはじめ、ミントタブレット用のケース、社章、キーホルダーなどにポッティングを施したSPグッズを販売する。  加工機については、プロモのポッティング品質を評価する取引先らからの「機械を譲ってほしい」という要望を受け、2年半前に開発を開始。昨年7月に東京ビッグサイトで開催された「第25回国際文具・紙製品展(ISOT)」の自社ブースでプロトタイプ機を展示し、その場で複数社から購入予約を受けた。  Pro1ー4020は、本体サイズが950(W)×730(D)×2200(H)ミリとコンパクト。樹脂の塗布は最大400×200ミリから最小10×10ミリまで対応している。専用の付属ソフトに面付けの個数や高さを入力すると、テーブル上に配置した対象に対してアームがXY軸で稼働し、自動で樹脂の塗布を開始する。  なお使用する樹脂は、2液混合タイプの弾性を有した専用のウレタン系1種のみ。吐出量は毎秒1〜10グラム。最大速度毎秒は300ミリで吐出精度は±2%。

なお同社は、7月8日㈬から3日間、東京ビッグサイトで開かれる「ISOT2015」の自社ブースで実機を披露。ポッティング加工の実演も行う予定だ。Pro1ー4020は約600万円(本体のみ・税、オプション別)としている。
 
(2015年7月1日号掲載)
 
 
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